タツタ電線株式会社(マゼラボ)

公開日:2026/02/16 最終更新日:2026/03/09
材料技術に強みを持つ電子材料メーカーが提供する、高精度な分散支援サービス

タツタ電線株式会社(マゼラボ)

タツタ電線株式会社(マゼラボ)のメイン画像 引用元:https://www.tatsuta.co.jp/lp/amaze-lab/

おすすめポイント

  • POINT01溶解度パラメータ測定(HSP測定)と専門設備による科学的な分散評価・提案
  • POINT02試作レベルの極少量から中量生産まで一貫対応
  • POINT03自社設備と協力会社ネットワークで多材料に柔軟対応

基本情報

試作・小ロット
量産
従業員数714名
大学などの機関との連携
関西大学 山本秀樹 教授監修
※HSPの技術顧問
高度な開発への対応(難分散・配合最適化)
難分散・配合最適化などに対応
測定方法溶解度パラメータ測定(HSP測定)
保有している設備3本ロール、プラネタリーミキサ、自転公転ミキサー、高圧分散機等のラボ機、生産機
一貫サポート
技術相談からスケールアップまで対応
対応サービス溶解度パラメータ測定(HSP解析)
受託開発(分散・混練条件設計)
受託製造
対応材料樹脂・顔料・電子材料など
タツタ電線株式会社は、電線やケーブルの製造で培った高度な分散・混練技術を基盤に、電子材料分野で世界的なシェアを持つ製品を送り出している企業です。長年の材料開発で蓄積された知見を活用し、ナノ材料の分散から評価、試作までを一貫してサポートする「マゼラボ」を展開しています。ここでは、単なる加工にとどまらない技術支援型のサービスについて、その詳細を解説します。

タツタ電線株式会社の特徴①:材料技術に基づく高度な分散ソリューション

分散工程において、粒子の凝集や沈降といった課題は避けて通れません。タツタ電線株式会社は、単なる受託加工業者にとどまらず、電子材料メーカーとしての深い材料知見を活かして、スラリーの最適条件を提案する技術支援型のサービスを展開しています。ここでは、専門設備を用いた可視化技術や、材料物性の観点から行われる具体的な支援内容について詳しく見ていきます。

分散課題の可視化による短期間での改善

開発現場で起こる粒子の凝集や沈降といった問題に対し、専門的な評価設備と豊富な材料知見を組み合わせて解決を図ります。目に見えない分散状態を数値や画像で可視化することにより、課題の原因を早期に特定できるのが大きな強みです

これにより、これまで手探りで行っていた分散条件の調整がスムーズになり、短期間でのプロセス改善が可能になります。電子材料開発で培われたノウハウを持つ技術者が直接サポートにあたるため、フィードバックの質が非常に高い点も魅力です。

材料物性を考慮した最適条件の提案

機械的な分散処理を行うだけでなく、材料そのものの物性に着目した技術支援が行われるのもタツタ電線株式会社の特徴のひとつです。物質ごとの特性や溶媒との相互作用を考慮し、理想的なスラリー設計に向けた配合検討や分散手法の選定をバックアップします

たとえば、ナノ材料のような扱いが難しい素材であっても、導電性材料の開発で得られた知見を応用し、最適な分散状態を導き出します。このように、材料の「相性」を科学的に捉えることで、製品特性の向上への大きなサポートになるでしょう。

配合検討から設計までを支えるラボ型サービス

材料開発担当者が直面する「配合検討」や「スラリー設計」の効率化を支援する、ラボ型サービスとしての独自のサポートを行っていることも、タツタ電線株式会社が選ばれる理由です。現場のニーズに即した柔軟な対応により、開発の初期段階から専門的なアドバイスを受けることが可能です。

膨大なトライアンドエラーを必要とする素材開発において、タツタ電線株式会社の知見を外部リソースとして活用できることは、リソースの最適化にもつながります。このような一歩踏み込んだ技術提案により、開発の確実性を高めることが期待できるでしょう。

電子材料メーカーとしての信頼性

タツタ電線株式会社は、スマートフォンなどのモバイル端末に欠かせない電磁波シールドフィルムの開発に成功し、圧倒的な世界シェアを持つ実績を持つことから、高い信頼性のあるサービスを提供している会社でもあります。電線づくりから始まった均質に混ぜ合わせる技術は、高い品質が求められる電子材料分野で磨かれ続けてきました。

メーカーとして自ら材料を開発し、製品化してきた経験があるからこそ、受託加工の際にも実用的な視点での提案が可能です。理論だけではない、製造現場に即したノウハウが提供される点は、多くの企業から評価されています。

タツタ電線株式会社の特徴②:迅速な評価体制と幅広いスケールへの対応

研究開発を短期に進めるためには、試作と評価のサイクルをいかに速く回せるかが重要です。タツタ電線株式会社では、自社内に充実した評価設備を完備しており、分散処理から比較評価までをワンストップで迅速に行える体制を構築しています。ここでは、自社完備の設備による迅速な対応や、幅広いスケールへの適応力について紹介します。

自社完備の評価設備による迅速なデータ提供

タツタ電線株式会社では、粘度計や粒度分布計、水分計といった、材料評価に欠かせない各種設備を自社内に備えています。分散処理を行った直後にその場で精密な計測ができるため、データの取得にかかる時間を大幅に短縮できます。

また、評価装置の扱いに習熟した技術者がサポートすることで、データの信頼性も確保されています。外部の分析機関に依頼する手間やタイムロスを削減できるため、条件出しのサイクルが非常に速く、開発スピードの向上に直結します。

100gの小スケールから量産まで幅広く対応

開発初期の貴重な材料を扱う100g程度の試作レベルから、将来的な量産化を見据えたスケールまで、あらゆるフェーズに対応しています。少量のテストで良好な結果が得られた後、そのまま実生産へ向けた検討に移行できるのがメリットです。

また、タツタ電線株式会社で保有する分散装置では対応が難しい特殊なケースについても、協力会社のネットワークを通じて最適な解決策を提示する体制を整えています。ひとつの窓口で試作から量産までのステップを完備できる点は、円滑に開発を進めるうえでも魅力が大きい部分といえるでしょう。

分散評価から試作まで一貫した共同検討体制

機密性の高い新規材料開発において、分散評価から実際の試作までをひとつの窓口で完結させられる体制を整えています。必要に応じて秘密保持契約を前提とした共同検討を行うことが可能で、技術者同士が深く連携して開発を進められる環境を提供しています。

さらに、評価の結果を即座に試作へ反映させるなど、拠点をひとつに集約することで情報の伝達ミスや材料のロスを最小限に抑えられる点も特徴です。単なる委託作業ではなく、同じ目標に向かうパートナーとして技術情報を共有しながら進められるからこそ、安心して任せられるでしょう。

タツタ電線株式会社の特徴③:業界を横断する技術展開と革新拠点

タツタ電線株式会社は、長年培ってきた導電材料の知見を、電子材料分野以外にも幅広く展開しています。オープンイノベーションの拠点として、他業界の企業と共に新しい価値を創造する姿勢を見せています。ここでは、対応可能なナノ材料の幅広さや、マゼラボというサービスに込められた役割について詳しく紹介します。

ナノ材料への対応と幅広い業界での利用

タツタ電線株式会社は、CNT、導電性フィラー、セラミックスといった、高度な分散技術が要求されるナノ材料に対応しています。これらの素材は微細であるがゆえに均質な分散が困難ですが、世界シェア製品を支える制御技術がそれを可能にします。

また、電子材料分野のみならず、化学、食品、化粧品、医薬品といった業界横断的な利用が可能です。特定の領域に縛られない汎用性の高い分散技術は、さまざまな新素材開発の現場で革新的な成果をもたらす可能性を秘めています。

電子材料分野の知見を活かした他分野への展開

電子材料事業で磨き上げた「導電材料」のノウハウは、エネルギー、ライフサイエンス、環境関連など、多岐にわたる分野に応用できます。既存の事業の枠組みを超えて、独自のコア技術を他業界へ開放する取り組みを強化しています。

新しい産業を生み出すためのオープンイノベーション拠点として、多様な企業との接点を持つことで、社会的な課題解決に貢献することを目指しているのです。メーカーとしての確かなバックボーンがあるからこそ、実用性の高い技術提供が可能です。

まずはお問い合わせをしよう!

タツタ電線株式会社が提供する分散受託加工サービスは、電子材料分野での豊富な実績と、培われた確固たる技術基盤が融合したものです。電線づくりから始まった分散・混練技術は、今や最先端のナノテクノロジーを支える重要なソリューションへと進化を遂げています。

自社完備の評価体制や試作から量産までを繋ぐ柔軟な対応力、および技術支援型のアプローチは、材料開発における期間短縮と品質向上を強力に後押しするでしょう。まずはお問い合わせをして、抱えている課題や疑問を解決することからスタートしてみてください。

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イメージ引用元:https://www.tatsuta.co.jp/lp/amaze-lab/引用元:https://www.orizuru.co.jp/引用元:https://www.taisei-fc.co.jp/tech_srv/service/processing.html
会社名タツタ電線株式会社(マゼラボ)株式会社トクシキ大成ファインケミカル株式会社
特徴電子材料メーカーの知見で分散課題を短期間で可視化・最適化独自の分散・配合・合成技術で高機能材料を創出する微分散とコーティング設計を軸に試作から量産まで支える技術力
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